「タイトルは何を書けばいい?」
「仕事内容をどこまで詳しく書けばいい?」
「会社の魅力をどう表現すればいい?」
求人を作ろうとして、そう悩んでいませんか。
求人原稿では、会社が伝えたいことを書く前に、求職者が「これは自分の仕事か?」「入社したら何をするのか?」「この会社で働くメリットは何か?」を判断できる情報を整理することが重要です。
なかでも求人タイトルと仕事内容は、求職者が求人を理解するうえで重要な情報です。
この記事では、求人タイトルと仕事内容を中心に、求職者に伝わる求人原稿の作り方を Before / After 例を交えながら解説します。記入式の求人原稿テンプレートもページ内に掲載しています。
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求人原稿を書く前に|求職者が知りたい情報を整理する
求人原稿は「会社について説明する文章」ではありません。
求人原稿は、求職者が「応募するかどうかを判断するための情報」を伝えるものとして考えてください。
求職者は、求人を見てから応募するまでに、次のような順番で判断しています。
求人原稿で伝えたい8項目
職種
仕事内容
給与
休日・働き方
応募条件
教育・研修
会社・社員
将来・キャリア
求人タイトルを書く前に決める3つのこと
タイトルをキャッチコピーから考えないことが出発点です。
何の職種を募集するのか
まず職種を確定させます。ここが曖昧なままだと、タイトルも仕事内容も書けません。
どんな仕事を任せるのか
同じ職種名でも、任せる範囲によって求める人は変わります。入社後に担当してもらう仕事を具体化します。
誰に応募してほしいのか
経験・スキルだけでなく、どんな働き方を望む人に来てほしいのかまで考えます。
整理の例
職種:法人営業
仕事内容:既存法人顧客への提案・フォロー
ターゲット:営業経験を活かしながら、顧客との関係づくりを重視したい人
※ 上記は考え方を説明するための架空の例です。実在の企業の求人や当社の支援実績ではありません。
求人タイトルの基本的な作り方
構造はシンプルです。職種名に、必要なら特徴を足すだけです。
組み立ての例
※ 上記は説明用の架空例です。すべての求人でこの表現が最適だとは限りません。職種や媒体に合わせて調整してください。
応募者に伝わる求人タイトル 5つのチェックポイント
何の職種なのか分かる
求職者が理解できる一般的な言葉を使っている
社内用語だけで作っていない
仕事内容とかけ離れた表現をしていない
求人本文とタイトルの内容が一致している
求人タイトルのNG例と改善例
どこが伝わっていないのかを、1つずつ見ていきます。
例①
営業スタッフ募集
法人営業|既存顧客への提案・フォロー
職種+顧客+仕事の特徴を具体化。
例②
新しい仲間を募集!
店舗運営スタッフ|接客・店舗づくり
例③
未経験から成長できる仕事
施工管理アシスタント|未経験から現場管理を学ぶ
例④
やりがいのあるドライバー募集
配送ドライバー|法人向けルート配送
※ 上記の求人例はすべて、書き方を説明するための架空例です。実在の企業の求人や当社のクライアント実績ではありません。
仕事内容を書く前に整理したい5つのこと
この5つが答えられると、仕事内容は書きやすくなります。
誰に対する仕事か?
何を提供する仕事か?
具体的に何をするのか?
1日はどんな流れか?
入社後どこから覚えるのか?
書き出してみる
求職者に伝わる仕事内容の書き方
この順番で並べると、読み手が理解しやすくなります。
仕事内容の冒頭で「何をする仕事か」を伝える
営業業務全般をお任せします。
法人のお客様に対して、自社サービスの提案や既存顧客のフォローを行う仕事です。
具体的な業務を箇条書きにする
「業務全般」だけでまとめず、代表的な仕事内容を具体化します。
※ 上記は説明用の架空例です。実際の求人では自社の業務に合わせて書き換えてください。
「何を書くか」「どの順番で書くか」を整理した求人原稿作成ガイドをご用意しています。
求人タイトル・仕事内容の作り方を無料で受け取る→仕事内容のNG例と改善例
同じ仕事でも、書き方で伝わり方が変わります。
営業業務全般をお任せします。お客様に対して当社サービスをご提案していただきます。未経験でも丁寧に指導します。
どこが伝わっていないか
AFTERの考え方
法人のお客様に対して、サービスのご提案や既存顧客のフォローを行います。
主な仕事内容は、既存顧客への連絡/課題のヒアリング/サービス提案/見積作成/社内スタッフとの連携/導入後のフォロー などです。
入社後は、まず商品・サービスや仕事の流れを学び、先輩社員の商談への同行などを通して実際の業務を覚えていく想定です。
※ これは文章構成を説明するための架空例です。実際の求人では、自社の実態に合わせて内容を変更してください。存在しない教育制度や実績を書かないようご注意ください。
未経験者向け求人で特に書きたい5つのこと
「未経験歓迎」と書くだけでは、応募の判断材料になりません。
未経験者が知りたいのは、歓迎されているかどうかよりも「未経験でも本当にできるのか」です。そのための情報を具体化します。
最初に覚える仕事
教育担当者
研修・OJT
独り立ちまでの流れ
活躍している人の特徴
未経験歓迎! 丁寧に教えます!
自社の魅力を「求職者にとってのメリット」へ変換する
会社にある事実を、求職者目線の言葉に翻訳します。
研修制度があります
入社後に安心して仕事を覚えられる
若手社員が多い
年齢の近い社員へ相談しやすい可能性がある
評価制度があります
何を頑張れば評価されるのか分かる
魅力を探す7つのカテゴリー
変換ワーク
抽象語を「具体的な事実」に変える
「アットホーム」
社員同士はどんな関係か?/相談する機会はあるか?/どんなエピソードがあるか? を書き出してみてください。
「成長できます」
何を覚えられるか?/何年後に何を任されるか?/どんなキャリアがあるか? を書き出してみてください。
「頑張りを評価」
何を評価するか?/いつ評価するか?/どうフィードバックされるか? を書き出してみてください。
「働きやすい」
休日は?/勤務時間は?/有休は?/柔軟な制度はあるか? を書き出してみてください。
具体性を出すために、存在しない数字や制度をつくらないでください。実際にあるものだけを、そのまま書くことが信頼につながります。
1日の流れ・入社後の教育を書く
時間の流れが見えると、働く姿をイメージしやすくなります。
1日の流れ(説明用の例)
※ この時間は書き方を説明するための架空例です。実在の企業の勤務実態や当社の実績ではありません。すべての企業に当てはまるものではありません。
入社後の教育を書くときの順番
求人原稿テンプレート|この順番で整理する
上から埋めていくと、求人原稿の骨格ができます。
PDF版では、各項目の書き方の解説と記入例、Before / After をまとめています。A4縦・全8ページ、印刷してそのままお使いいただけます。
求人原稿作成ガイドを無料で受け取る→求人タイトル・仕事内容 10項目チェック
いま掲載している求人で、YES / NO を答えてみてください。
タイトルだけで職種が分かる
社内用語ではなく求職者が分かる言葉を使っている
仕事内容の最初に「何をする仕事か」が書かれている
具体的な業務を箇条書きにしている
誰に対する仕事なのか分かる
1日の働き方をイメージできる
入社後の教育方法が分かる
抽象的な魅力を具体化している
他社ではなく自社を選ぶ理由が分かる
求人を読んだ人が入社後の姿を想像できる
YESの数から見る、次のアクション
YES 8〜10個|基本的な情報は整理されています
掲載後のクリック・応募などの数字を確認しながら改善してください。段階ごとに数値を見ると、直す場所が絞り込めます。
YES 5〜7個|改善できるポイントがあります
特に、タイトル・仕事内容・教育・魅力でNOになった項目を確認してください。前の項目から順に直すと効率的です。
YES 0〜4個|求人原稿全体の整理をおすすめします
文章表現だけを直す前に、誰を採用するのか → 何の仕事か → 仕事内容 → 教育 → 魅力 から整理してください。
タイトルと仕事内容だけでなく、条件・応募条件・応募導線まで20項目で確認できます。
求人票全体を20項目でチェックする→無料資料|求職者に選ばれる求人タイトル・仕事内容の作り方
「求人を書こうとしても、何を書けばいいのか分からない」そんな採用担当者向けに、求人タイトルから仕事内容まで、求人原稿を組み立てる基本を1冊にまとめました。
A4縦・全8ページ/PDF形式。Before / After と記入式テンプレートつきです。
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求人タイトル・仕事内容についてよくある質問
求人タイトルには何を書けばいいですか?
まず、募集する職種が求職者に分かるタイトルを基本にしてください。キャッチコピーだけで仕事が分からない状態を避け、必要に応じて仕事内容の特徴を補足します。
求人タイトルは目立たせた方がいいですか?
目立つことだけを目的にせず、「何の仕事を募集しているか」が正しく伝わることを優先してください。
仕事内容はどこまで詳しく書けばいいですか?
文章量だけで判断するのではなく、誰に対する仕事か・具体的な業務・仕事の流れ・入社後の教育・誰と働くかなど、求職者が働く姿を判断できる情報を整理してください。
「未経験歓迎」と書くだけではダメですか?
未経験歓迎という条件だけでなく、「入社後にどのように仕事を覚えるのか」まで伝えることで、応募者が入社後をイメージしやすくなります。
求人のキャッチコピーは必要ですか?
使用すること自体に問題はありませんが、職種や仕事内容が分からなくなるほどキャッチコピーを優先しないでください。求人タイトルとキャッチコピーは役割を分けて考えてください。
まとめ|求人原稿は「うまく書く」より「具体的に伝える」
求人タイトル・仕事内容を作るとき、文章を格好良くすることから始めないでください。まず、次の順番で中身を整理します。
そのうえで、求人タイトル → 仕事内容 → 教育 → 魅力 → 人物像 へ落とし込みます。
重要なのは、「会社が良く見える文章」ではなく、「求職者が働く姿を理解できる文章」を作ることです。
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