中小企業の採用成功ロードマップ

採用戦略

「人が辞めたから求人を出す」

「応募が来ないから広告費を増やす」

「採用できなければ別の媒体へ変える」

このような採用活動になっていませんか。

中小企業では、採用専任者を置けず、経営者・人事・現場責任者が採用を兼任しているケースもあります。だからこそ重要なのが、「今何をするか」ではなく、採用成功までの流れを最初に設計することです。

採用活動は求人掲載だけではありません。事業計画 → 採用計画 → 採用ターゲット → 自社の魅力 → 母集団形成 → 選考 → 入社・定着 → 分析・改善 までが、ひとつの採用活動です。

この記事では、中小企業が採用活動を進める基本的な流れを8ステップで解説します。さらに、「中小企業の採用成功ロードマップ」を無料でダウンロードいただけます。

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なぜ中小企業の採用は「人が足りなくなってから」になりやすいのか

担当者の努力不足ではなく、体制と順番の問題であることが多くあります。

中小企業の採用現場では、次のような状況が重なりやすくなります。

採用専任者がいない経営者が採用を兼任している 現場責任者が面接を担当している採用計画が年間で決まっていない 求人媒体から採用活動を考えている採用データを残していない 入社後は現場任せ

この状態が続くと、次のような循環が起きる可能性があります。

退職
人手不足
急いで求人
応募が来ない
条件変更・広告追加
焦って採用
ミスマッチ
早期離職
↑ そして再び採用へ。同じ工程を繰り返してしまう
採用は「欠員が出たときの作業」ではなく、事業を実現するための計画として考えます。

中小企業の採用を成功へつなげる8ステップ

このページで一番大事な全体像です。上から順に決めていきます。

STEP1 事業計画会社をこれからどうしたいのか
STEP2 採用計画いつまでに、誰を、何人採るか
STEP3 採用ターゲット自社で活躍できる人はどんな人か
STEP4 採用USP・魅力求職者が自社を選ぶ理由は何か
STEP5 母集団形成その人とどこで出会うか
STEP6 選考・魅力づけ見極めながら、選ばれる
STEP7 入社・定着入社した人が活躍できるまで
STEP8 分析・改善次の採用へ引き継ぐ

採用計画と人物像の設定を起点に、チャネル選定、選考、内定後のフォロー、入社・オンボーディングまでを一連で設計する、という考え方です。どこか一箇所だけを頑張っても、前の工程が決まっていなければ効果が出にくくなります。

順番を飛ばして、「求人媒体選び」から始めないことが大切です。

STEP1|事業計画から必要な人材を考える

最初の質問は「今、人が足りないか?」だけではありません。

まず、「これから会社をどうしたいか?」から考えます。ここが決まっていないと、採用しても任せる仕事が固まりません。

確認すること

売上計画新規事業拠点展開新商品・サービス 組織変更次世代リーダー技術承継将来的な退職・異動
事業計画
必要な組織
必要な役割
必要な人材
採用
採用は、事業計画を実現するための手段です。

STEP2|いつまでに、誰を、何人採用するか決める

ここが決まると、逆算して準備を始められます。

整理するもの

職種人数雇用形態配属 採用理由入社希望時期採用予算
NG

営業を採用したい

GOOD

新規営業チーム立ち上げのため、11月までに営業職2名を採用する

※ 上記は書き方を説明するための例です。

採用の目的・人数・期限・予算の決め方をより詳しく整理したい場合は、こちらもあわせてご覧ください。

採用戦略そのものを設計したい方へ

採用目的・ターゲット・魅力・チャネル・KPIまでを7ステップで解説しています。

採用戦略の立て方を7ステップで詳しく見る

STEP3|「優秀な人」ではなく、自社で活躍できる人を決める

条件を並べるだけでは、判断基準になりません。

MUST

絶対に必要な条件

WANT

あると良い条件

VALUE

価値観・行動特性

さらに、求職者側の状況も考える

転職理由現在の不満将来像仕事選びで重視すること
条件を並べるだけでなく、「なぜその人が必要なのか」を明確にします。

STEP4|求職者が自社を選ぶ理由を整理する

会社規模ではなく、自社だから提供できるものを言葉にします。

仕事どんな仕事ができるか
成長何を身につけられるか
評価何を評価されるか
キャリア将来どうなれるか
働き方休日・時間・環境
誰と働くか
理念・事業何を目指す会社か
NG

これだけで終わってしまう

アットホームやりがい成長できます若手活躍中
GOOD

具体的な制度・仕事・数字・社員のエピソードへ変換する

STEP5|採用ターゲットとどこで出会うか決める

認知 → 興味 → 比較 → 応募 の段階ごとに、役割の違うチャネルを置きます。

認知|まだ自社を知らないSNS / 動画 / イベント / 学校接点
興味|もう少し知りたい採用サイト / 採用LP / 社員インタビュー / SNSコンテンツ
比較|他社と比べているIndeed / 求人媒体 / 人材紹介 / 求人ページ
応募|行動に移す応募フォーム / LINE / 採用サイト

中小企業の採用では、知名度や採用にかけられるリソースの制約があります。そのため、求人サイトだけに依存せず、複数のチャネルを組み合わせる考え方が紹介されることもあります。

1つの求人媒体だけに、認知から応募まで全部を任せないようにします。
自社の採用活動を8ステップで整理してみませんか?

この記事の内容を、記入しながらまとめられる資料を無料でご用意しています。

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STEP6|応募者を「選ぶ」だけではなく「選ばれる」

面接は、お互いが判断している場です。

企業この人を採用したいか?
求職者この会社へ入りたいか?
企業が見るもの
スキル経験価値観活躍可能性
応募者が見るもの
仕事内容成長評価キャリア条件将来性
採用は、双方が選ぶ活動です。

STEP7|採用成功を「内定」で終わらせない

入社した人が活躍できるところまでが、採用活動です。

内定
入社前フォロー
入社
初期教育
OJT
面談
活躍
定着
確認するもの
条件認識入社初日の流れ教育担当OJT 1on1キャリア職場とのギャップ
採用成功は「入社人数」だけではなく、入社した人が活躍できるところまで考えます。

STEP8|採用活動を数字で振り返る

段階ごとに数値を残しておくと、次の採用がゼロから始まりません。

表示
クリック
応募
面接
内定
入社
定着
あわせて見るもの
表示回数CTR応募数応募完了率 面接率内定率内定承諾率入社率 採用単価早期離職

改善のサイクル

PLAN計画DO実行CHECK確認ACTION改善
採用を、毎回ゼロから始めないための工程です。
採用コスト・採用単価の観点から見直したい方へ

採用単価の計算方法と、コストを改善する7つのポイントを解説しています。

採用コスト・採用単価の改善方法を見る

中小企業が採用活動を進めるときに押さえたい4つのポイント

規模の差を埋めるのではなく、違いを活かす考え方です。

01

大手企業と同じ戦い方をしない

知名度や採用予算で正面から競うのではなく、会社規模ではなく自社だから提供できる仕事・経験・環境を明確にします。意思決定の速さや、任せられる仕事の幅は、規模が小さいからこそ語れる魅力になります。

02

採用担当者だけの仕事にしない

経営・人事・現場でそれぞれ役割を持ちます。採用ロードマップでは、採用施策だけでなく、社内への共有や担当者の役割分担までスケジュールに入れておく考え方があります。

03

応募数だけを追わない

応募が増えても、欲しい人材からの応募でなければ選考の負担が増えるだけです。ターゲットとのマッチングを見ます。

04

採用後まで改善対象にする

入社後の定着状況を確認し、次回の採用に活かします。どんな伝え方をした人が定着しているのかは、次の求人原稿の材料になります。

あなたの会社の採用活動は、どこまでできていますか?

YES / NO で答えてみてください。

01

事業計画から必要な人材を考えている

YESNO
02

採用人数と期限が決まっている

YESNO
03

採用ターゲットが具体的になっている

YESNO
04

自社を選ぶ理由を説明できる

YESNO
05

ターゲットに合った採用チャネルを使っている

YESNO
06

選考基準と魅力訴求が整理されている

YESNO
07

入社後の教育・フォローを設計している

YESNO
08

採用KPIを振り返っている

YESNO

YESの数から見る、次のアクション

A

YES 7〜8個|採用活動の仕組み化が進んでいます

数値を職種別・チャネル別に比較して、どこに差が出ているかを見ていきましょう。

B

YES 4〜6個|一部に改善余地があります

NOになった項目のうち、ロードマップのより前にある工程から改善してください。

C

YES 0〜3個|まず採用活動全体を整理することをおすすめします

求人掲載を増やす前に、STEP1から順に何が決まっていないかを確認するところから始めましょう。

FREE DOCUMENT

無料資料|中小企業の採用成功ロードマップ

採用を、「人が辞めてから求人を出す仕事」から、「事業計画から逆算して人を採る仕組み」へ。

この資料では、次の8ステップを1つのロードマップにまとめています。

1. 事業計画2. 採用計画3. 採用ターゲット4. 採用USP 5. 母集団形成6. 選考・魅力づけ7. 入社・定着8. 分析・改善

A4縦・全8ページ/PDF形式。図解中心で、社内共有にもそのままお使いいただけます。

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中小企業の採用についてよくある質問

Q1

採用専任担当者がいなくても採用計画は作れますか?

作れます。まず経営者・採用担当・現場責任者で、「誰を」「何人」「いつまでに」「なぜ採用するのか」を揃えるところから始めます。専任者の有無より、関係者の認識が揃っているかどうかのほうが影響します。

Q2

求人媒体は何を使えばいいですか?

媒体から先に決めず、採用ターゲットがどこにいるかから考えます。ターゲットや採用目的によって、適したチャネルは変わります。

Q3

採用活動はどこから改善すればいいですか?

ロードマップの中で、最も前にある未設計の工程から確認してください。ターゲットが曖昧な状態で求人広告だけを改善しても、その後の施策がズレる可能性があります。

まとめ|中小企業の採用を「場当たり」から「仕組み」へ

採用活動は、求人を掲載することだけではありません。次の流れを、一連のものとして考えることが重要です。

事業計画
採用計画
ターゲット
魅力
母集団形成
選考
定着
改善

最初から完璧な仕組みを作る必要はありません。まず現在、「8ステップのどこまでできているのか」を確認するところから始めてください。

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